トラックスケールとは

トラックスケールは大容量積載物をトラックに積載したまま重量計量を行うための装置です。業界では台貫(ダイカン)や看貫(カンカン)とも呼ばれます。今回はトラックスケールの概要について説明します。

トラックスケールとは

1.トラックスケールの活躍場所

トラックスケールは主に建設現場や採石場、油槽所、産業廃棄物処理場などで使用されます。また、ごみ処理施設(リサイクル施設、中間処分場、最終処分場など)、古紙金属回収業、砂利砕石業、電力ガス水道業、化学工業、食品製造業などで使用されることもあります。

粉体・液体などのばら積み貨物(バルク)の重量や、廃棄スクラップ重量の確認、および積載重量の偏り検知、過積載防止などが目的となります。

トラックスケールの基本原則

トラックスケール使用の基本原則

 

2.トラックスケールの基本構造

トラックスケールには、

  1. 計量対象物を載せる「計量台」部分
  2. 重量を計量する「荷重検出(ロードセル)」部分
  3. 重量を表示する「指示器」部分

の大きく3つの要素があります。

必要なスペースの広さやトラックの載せやすさは計量台によって決まります。計量の正確性はロードセルが決定づけます。そしてトラック情報の登録や外部接続、重要データ出力などソフトウェア面での働きは指示器が担います。

これら3つの基本構成に加え、集計用のパソコン(データ処理装置)やトラックスケールの操作席、遠隔重量表示器、信号灯、遮断機、料金徴収機など、状況に応じたオプションがトラックスケールシステムに組み込まれることとなります。

 

2-1.計量台タイプ別トラックスケールの特徴

物理的にもっとも大きな部分を占めるのが計量台です。トラックスケールを使用する現場の地面状況、スペース、計測頻度などによってどのタイプがよいかを選択する必要があります。

 

2-1-1.ピットタイプ(地中埋め込み方式)

地中を掘り込みトラックスケールを設置する方式で、トラックスケールの計量台部分と地面が同レベルになります。トラックの乗り上げる際、地面のレベル差を補正するスロープが不要となるため、設置スペースが少なくてすみます。これにより、車輌の進入経路の確保も容易になります。

トラック全体を静止させて載せられるため正確な計測が可能です。デメリットとしては、設置費用が最も高くつくこと、メンテナンスコストも大きいことが挙げられます。

2-1-2.ピットレスタイプ(地上設置方式)

地表面に設けた基礎の上にトラックスケールを設置する方式です。計量台が地上面より高くなるためスケールの前後にスロープを設置してトラックの乗り入れを行います。埋込用のピットが必要ないため、基礎工事が安価になります。また、地面を掘り込む必要がなくなるため比較的どのような場所でもトラックスケールを設置することが可能となります。

ピットタイプと同じくトラックを静止させて載せられるため正確な計測が行え、地面の掘り込みが不要なためピットタイプよりも安価に設置可能です。ただ、ゆっくりとトラックで乗り上げる必要があるため計測にやや時間がかかります。

ピットレスタイプ(地上設置方式)

2-1-3.可搬式小型トラックスケール(小型トラック、フォークリフトで積み下ろし可能)

小型トラックなどで運搬可能なタイプです。建設現場などでの仮設的な用途で使用され、使用が終わると撤去されます。トラックスケール自体がコンパクトなため、スペースの狭いところで利用可能です。

地面固定式のトラックスケールに比べて極めて容易に設置が可能ですが、小型とはいえ持ち運びにはフォークリフト、トラック、技術者など一定の設備、人員が必要となります。

可搬式小型トラックスケール(持ち運び可)

 

2-1-4.ポータブルトラックスケール(持ち運び自由)

人の手で持ち運び可能な新しいタイプのトラックスケールです。水平で強固な地面の上にトラックのタイヤの幅に合わせて計量パッドを設置します。求める計測精度や計量方式によって必要な計量パッドの数を調整します。

強固な地面さえあれば、全く場所を選ばずにどこでもすぐに計量可能となります。最近は計量台と指示器の接続が無線で行えるものもあり、その場合は接続ケーブルの取り回しにも煩わされることもありません。ただ、走行計量の場合は地面固定式のものとくらべて計量精度は若干劣ります。

ポータブルトラックスケール(持ち運び自由)

2-2.トラックスケール心臓部としてのロードセル

ロードセルは、力(重力)の大きさを電気信号に変える変換器です。
従来は機械式はかりとしてのトラックスケールが主流でしたが現在はロードセル式のものがほとんどです。ロードセルの導入によりトラックスケールの計量スピード・精度は大幅に向上しました。

一口にロードセルといっても、精度を重視したもの、落雷や雨風などの屋外環境への防御性能を強めたもの、危険場所での使用のために防爆構造としたものなどさまざまなものがあります。主に屋外で使用される一般的なトラックスケールのロードセルとしては、温度変化に対応する自動補正機能、落雷時の耐久性、防塵・防水性の優劣が重要なポイントとなります。

トラックスケールの心臓部としてのロードセルは非常に精密なつくりになっています。精度低下の要因について理解しておくことで、トラックスケール導入時の検討をより有効に進めることができます。

精度低下の要因 ポイント
電気関係 接地(アース)、ノイズの影響を考慮してください。
ロードセル間の偏荷重 計量台時自体の荷重バランスに注意してください。
ロードセル間の温度差 特定のロードセルのみに直射日光が当たらないよう注意してください。
ロードセルの取付面 取付面が不安定な場合、ロードセルが水平に保たれず誤差を生むことがあります。
計量台の熱膨張 計量台の熱膨張の影響がロードセルに伝わらないようにします。
ロードセル設置部の強度 梁のたわみによりロードセルが水平に保たれない場合があります。

 

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当店では、お客様お一人、お一人のトラックスケールについてのご要望・ご質問に誠意を持って対応させて頂きます。
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